前回のあらすじ
大日病院へ就職した徹、二階堂、美穂、正樹。
担当の科が決まるまでの1年間の間は1ヵ月サイクルで様々な科を回ることになっており、美穂と徹は内科から始める。
そこにいた先輩の平尾に、首席であったことから目をつけられる。
ろくに指示も貰えないまま仕事が始まり、看護師に話しかけようとするも険悪な態度であしらわれる。
徹は、彼らがかつて経験した世界でも、性格が悪いことで有名であったことを思い出すのだった。
<43話>「リターン~ある外科医の逆襲~」ネタバレ
上から順にこなしていくように、と平尾に渡された仕事のリスト。
研修医初日の人間に、たった1人で任せるような内容でないものもあった。
本当に大丈夫だろうか?と思いつつ、徹は1人で書類に記されている患者の元へ向かう。
研修医が1人で診察をしにいった様子を見た看護師たちが慌てて平尾に報告。
それを聞いた平尾は「自分に指示を仰ぎもせずに!」と激怒。青ざめた表情で慌てて看護師らと共に徹の元へ走る。
しかし、徹が完璧に処置しており、患者も「今までの先生で1番だった」と喜んでいる様子を見て困惑する。
平尾は、問題があってからでは遅いのであまり無茶はしないように、と釘をさし、ひとまずは徹に任せることに。
一方、徹からしてみれば、リストに載っているような仕事はどれも簡単すぎるものだった。目立たないようにある程度適当にやろう、と決意し実行するも、他人からすればとても研修医とは思えないレベルのものだった。
対する同期達は、現場の過酷さにまいっており、それは余裕ぶっていた美穂も同じだった。
徹がゲッソリとした表情の美穂に声をかけるも、流石に疲れている様子。そこへ、美穂の友人が食事の誘いに来てその場を離れてゆく。
2人きりで徹といたことで、友人にいじられる美穂。
自分の一方的な片想い、徹はそんな風には思っていない!と照れながら否定する美穂。
美穂が徹に片想いしているのは周りから見ればバレバレで、学校内でも有名な話だった。
しかし、東成大のマドンナでもある美穂のアプローチに全く興味を示さない徹に、一部では「男が好きなのでは?」という話が流れるほどでもあった。
告白なんて、という美穂に対し、友人は「案外相手も好きかもしれない」と励ますのだった。
ーーー
疲れた!と休憩室のベットに倒れ込む正樹をよそ目に、何かの本を読む徹。
医学の勉強をしているのかと驚く正樹だったが、徹が読んでいたのは不動産投資の本。
いずれは不動産賃貸業をしたい!と目を輝かせる徹を無視して、正樹は眠りにつくのだった。
感想
美穂、可愛すぎるな~
初登場時は綺麗なお姉さんだけど、性格キツそうだなぁって印象だったの。
けど、全然そんなことなくて、面倒見いいし可愛いし美人だし優しいし・・・
徹も美穂が傍にいるのが当たり前!なんて思わずに自分の気持ちに気付いてほしい・・
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