前回のあらすじ
渡された書類の仕事を指示通りこなしていく徹。
医師としての経験がある徹にとっては簡単なものばかり。
しかし、研修医という立場であれば難しい内容のものも多く、周りの人間は驚く。
同期が現場の過酷さにぐったりする中、将来は不動産経営をしたい!と目を輝かせて勉強に勤しむのだった。
<44話>「リターン~ある外科医の逆襲~」ネタバレ
不動産賃貸業で生活していきたい、というのは半分冗談、半分は本気の徹。
休むのもそこそこに現場へと戻っていく。
徹がエレベーターに乗ると古賀教授と鉢合わせる。
平尾と共に、容態の悪い患者の様子を見に行くところだったという。
古賀教授の担当する森さんという患者は、胃がん手術を終えた後すぐに容態が悪化。手術ミスによる合併症でもなく、悪化の理由はわからないまま。
教授という立場上、いつまでも原因不明というわけにもいかず、困っているところだった。
看護師に森さんの尿道カーテルを頼まれる徹。
病室へ向かうと、娘が来ており、一向に良くならない父の容態について聞いてくる。
何の進展もないことに苛立ちを見せる娘の前で徹がカテーテルを交換しはじめると、血のようなものが付着していることに気付く。
それを見かけた平尾は、徹がカテーテルの処置をミスしたのだと勘違いし、叱責。
徹が「あれは血ではない」「何かが尿に混ざっているようだ」と伝えるも、聞く耳を全く持たない。
平尾から解放されたあと、森さんのカルテを確認しはじめる。
いくら勉強をしていたとしても、理論と現実は全くの別物。原因がわからず、徹も頭を抱える。
しかし、1度目もそれなりの医者だった徹。今回は2度目の医者生活であること、そして東成大での知識も加わったことで、以前よりさらに実力がついていた。
徹は、整形外科が希望とはいえこのまま放っておくわけにはいかない、と原因をつきとめる為、図書館に向かうのだった。
感想
徹の回りの上司?先輩?って基本このパターンだよね~。これで原因がわかって、古賀教授に褒められ、平尾先輩から謝罪、的な流れだろうか。
森さんの体調が良くならない原因はなんだろう。気になるな!
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