前回のあらすじ
悪女になってエトワールに意地悪をし、ヒロインの友達ポジションから離れようと奮闘するが、あえなく失敗。
同時にゼロニスからも「婚約の件は両親に話したか」と確認の手紙が。
公爵邸に向かうリプリーだったが、道中馬車の馬が足をくじいてしまう。
残りは歩いていくというリプリーに「まだ随分距離がある」と誰かに声をかけられるが・・・
<9話>「主役の初体験、私が奪っちゃいました」ネタバレ
声をかけてきたのは同世代くらいにみえる好青年。
リプリーたちの後ろの馬車に乗っていた、小説のサブ主人公である「ライト」であった。
キラキラした眼差しで「これはチャンスだ」と耳打ちしてくるシルビア。
「リプリー」はライトに片想いをしていたのだ。
ライトは、頼れるお兄さん感があふれる優しそうな風貌。小説を読んでいた当初は自身もライト推しだったのでソワソワする。
公爵邸にはどんな用事かと訊ねられ「そんな事を話す筋合いはない」と悪女キャラで通そうとするリプリー。
しかし、ライトのファンであるシルビアに「その口の利き方は何です」と睨まれてしまう。リプリーはすぐさま悪女キャラをやめニコニコ愛想よく対応することに。
一方ライトは、自分がゼロニスの友人であり、特別用事はないが公爵邸の前を通る用事があったので立ち寄ったと話す。
そして、先日のエトワールの誕生日パーティーでのリプリーについて「思ったよりもユニークな人だった」とライトは言う。
爆弾酒についても言及しようとしたところで、リプリーは強引に話題を反らし、シルビアにバレることを阻止。
公爵邸につき、馬車から降りようとするリプリーに当たり前のように手を差し出し、エスコートしてくれるライト。
リプリーの手を取りつつ「今度爆弾酒の作り方を教えて欲しい、あれ以来他のお酒では満足できない」とキラキラした表情でライトは言う。
そこへゼロニスが現れ「ずいぶん仲がいいらしい」と悪態をつく。
ーーー
部屋に通され「なぜ自分の庭でライトとイチャついていたのだ」とジト目でゼロニスが言う。
リプリーは「手紙をもらったからここへ来た」と答える。
それに対しゼロニスは、求めているのは”相談”ではなく、親の”了承”だ、責任を取ると言う約束だろう、と話す。
悪女キャラで愛想を尽かされる作戦に出たリプリー、悪女らしく贅沢と無駄遣いを要求してみることを考えつく。
婚約ドレスや指輪、全ての小物は最高級、費用は全て公爵様持ち!と言ってみるが、ゼロニスは「わかった」と了承、それどころか費用については「自分が払わなければ誰が払うのだ」と憤慨。
リプリーが要求した以上のスケールの大きい婚約式を想定していることを知り完全に完敗。
話題は、再びライトの事に。
爆弾酒のレシピを教える約束をしたリプリー、内容までは知らないゼロニスは「何の約束をしていたのだ」と聞いてくる。
「そもそもライトの馬車で来たのも理解できないし」「かなり親しそうに見えた」と2人の仲が気になる様子。
そこでリプリーは「もしかすると自分の首が飛ぶ発言かもしれない」と感じつつも「ライトに片想いをしている」と伝えてみることを思いつく。
一か八か、そう思いながらリプリーは「実は以前からライトに片想いをしていた!」とゼロニスに伝えるのだった。
感想
リプリーが推してたサブ主人公も登場!
ライトは見た目から優しそうでほんわかしている、いい人~って感じ。
そんなライトとリプリーの関係が気になる公爵様(笑)いいね!
さて、ライトに片想いしてる!なんて宣言してみたけど、まぁうまく行く気はしませんね。どんな反応するかな~?なんかもう、全て見透かされてそうだよね。
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